森脇早絵 『本日も屋上から』

経済・企業、人の生き方を書くフリーライターの日々

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健康に興味のない人に、健康的な生活を送ってもらうには?

  • CATEGORY日常
  • PUBLISHED ON2017/ 01/ 28/ 18:01
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 健康に興味のない人に、どのようにして健康を意識させ、不健康な生活から脱却してもらえばいいのか? 先日、東京大学にて、このテーマで討論する座談会に出席してきた。

 パネリストは、東京大学大学院医学系研究科准教授の近藤尚己先生と、ドラマ『医龍4』や『ラストホープ』などを手掛けた脚本家の浜田秀哉さん。

 何年も前、一人暮らしの男性が病院を訪れた。検査で見つかった病はかなり進行しており、急遽手術をして一命を取り留めた。しかしその後、彼は通院しなければならないのに、一度も病院に来なかった。結局、数カ月後に訃報が届いて、担当した医師チームはがっかりしたという。

 これは男性の自業自得なのか。あるいは、健康意識を低くさせている社会のせいなのか。

 近藤先生が専門とする社会疫学は、社会と健康の関連性を研究する学問。統計をとると、低所得な人、教育レベルが低い人ほど健康意識が低いのだそうだ。先に述べた男性も、その条件に該当する。

 では、そういう人たちに健康的な生き方を意識してもらうためにはどうすればいいのか。一つの解となるのが、「健康とエンターテインメントの融合」。人気ドラマのワンシーンに、禁煙するシーンを挿入したり、車のドライバーが居酒屋で飲酒を控えるシーンを入れたり、手術の成功率の低い医者のリストを見せるシーンを挿入したりすることで、実際に反響があったそうだ。

 政府や地方自治体が「健康的に生活しよう」といくらアピールしても、多くの人は見向きもしない。面白いもので興味を引くことで、ようやく振り向いてくれる。メディアの役割って、そういうところにもあるんだな。

 それと今、別件で、オフィス家具開発の観点から「仕事をしながら運動をする」という研究をしている企業の原稿を書いている。こういった間接的なアプローチ方法が色々あることにビックリしている。

 そのほか、個人的に健康・医療に詳しい人に話を聞く機会があったりして、最近「健康」のテーマが熱い。

明けましておめでとうございます

  • CATEGORY日常
  • PUBLISHED ON2017/ 01/ 08/ 19:37
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 新年になってから8日も経過してしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。

 そして……年初から申し上げます。大変申し訳ございません。今年は私、一通も年賀状を出しておりません(汗)。送ってくださった皆様、失礼をお詫び申し上げます。原因は、私の年末のスケジュール管理がうまくいかなかったことです。

 ただ、昨年までは年末年始もずっと仕事に埋もれていたのですが、今年は年末に切りよく終わったので助かりました。何も考えず正月を迎えられたのは、本当に久しぶりです。やっぱりちゃんとメリハリをつけないとダメですね(汗)。

 さて、今年のテーマは「挑戦」です。別に高いハードルに向けて何かをやろうというわけではなくて、やりたいことがあったら何でも積極的にトライ&エラーしていこうというものです。……と、そんなふうに思っていたら、年始最初の取材ではまさに「挑戦」がテーマだったので、これは偶然ではない大事なメッセージなんだな、と受け取りました。

 今まで書いてきたテーマを掘り下げながら、その一方で純粋に楽しんで書きたいものを形にしていくこと。

 楽しいと思ったことは、どんどんやってみること。

 将来描いている生活に、一歩でも確実に近づくこと。

 今年は、「楽しかった!」と言える年にしたいですね。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 
 

 

学生時代の日記を見つけた

  • CATEGORY日常
  • PUBLISHED ON2016/ 12/ 17/ 22:29
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 先日、大学の後輩Sくんと久々に交流する機会があった。彼は当時から真面目で律儀で実直な男だったのだが、今もその性格は変わらないようで、私に丁寧なメッセージを送ってくれた。

 Sくんは学生時代から今もブログを更新し続けており、私は懐かしくそれを読んでいた。ふとコメント欄を見ると、大学3年の頃に書いた自分のコメントを発見。当時運営していた自分のブログのURLもあったので、ついついクリックしてしまった。

 十年以上ぶりに読むと、「若気の至り」をそのまんま表したような日々で……。あああああああホントめちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、意外にも結構面白くて夜中まで過去ログに目を通してしまった。

 今回は、その一部をここに転載しようと思う。当時、ペイントで描いたイラストとともに……!!


【20XX.09.28 「H・A・T・O」】

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わたしは基本的に動物に対しては非常に愛情深い性格なのだが
今日を境に、ハトだけは例外となった。
 
 
【20XX.10.10 「恋のダイヤル6700」】

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今、とても気になる人がいる。


うちの大学にフィンガー5バリの風貌をしている素敵な人がいる。
上のイラストを見て欲しい。
残念ながらわたしの画力不足により、彼の魅力の2割も表現できていないのだが
彼は大体こんな感じの雰囲気を醸し出している。

彼は学内でも相当目立つ人なので
かなり遠くにいても彼の存在に気付く。

それに、彼と新緑は
まるで補色の関係のように対極にあるので
アトリオの芝生の上を彼が歩いていると
あまりにもミスマッチで更に目立つのだ。

その圧倒的な存在感に、わたしの心はわしづかみにされていて
彼のことが気になってしょうがない。
人間的に気になるというか、生態的に気になるというか
とにかく彼という生き物がどんな生き物なのか気になるのだ。

どこの学科で何年生なんだろう、と長い間考えていたのだが
なんとわたしと同じ学科で学年まで同じで一部同じ単位を履修していることが分かった。
厳密に言うと、彼はわたしの入学年度の次の年に入学し
(要するに元々は一つ下の学年)
彼は一留、わたしは二留という経緯を経て今同じ学年となったようだ。
お互い留年がなかったら同じ授業を取る事なんてできなかっただろう。
お互いの留年に感謝だ。

というわけで
いつもかったるそうな彼の姿を見るたびに胸がときめく日々を送っている。
できれば彼とお友達になりたいのだが
わたしは割と小心なので、なかなか声をかけられずにいる。


※わたしと同じ大学のみんなへ

きっとみんなも学校内で一度は彼を見ているはずだと思います。
もし、彼の写メを撮ったという勇者がいらっしゃったら
わたしに速攻で送ってください。
二郎おごります。

(※注:このフィンガー5の彼はなぜか私の存在を以前から知っていたらしく、その後、吉祥寺駅前で声をかけられて普通に友だちになりました)
 
 
【20XX.06.02 「何事にも情熱を持って」】

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授業中
後輩にフリスクをあげるとき
いつも彼は開けるのに苦心しているので
基本的なフリスクの開け方を伝授した。

おまいは力のかける場所が間違っている。
しかし、わたしも後輩と同じ学年だなんて何か間違っている。
 
 
【20XX.06.01 「パンダーゼット野郎」】

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久しぶりに会う飲み友だちと、吉祥寺で待ち合わせをした。
「パンダが目印だから!」というメールに
「・・・パンダ?」と疑問を抱きつつ吉祥寺駅北口に向かったら
この姿で立っていやがった。

就職おめでとうございます。
 
 
【20XX.08.09 「なんちゃんのメル友玉砕体験談」】

1つ先輩のなんちゃんとお昼にスタ丼(※注スタミナ丼…うちの大学の近所にあった中華屋さんのメニュー。一部の学生に強く支持されている)を食べていた時、先輩が神妙な顔つきで語り始めた。

なんちゃん :「さえちゃん、聞いてよ聞いてよ。俺夏休みにすげー不思議な体験をしたんだよ。」
わたし : 「なになにおしえておしえて。」
なんちゃん : 「俺さ、○○○っていうメルトモ募集のサイトに登録してんだけどさ。」
わたし : 「またメルトモかよ。いい加減卒業しろよ。」
なんちゃん : 「うるさいよ!いいじゃないかよ!」
私 : 「で、それからどうしたの。」
なんちゃん : 「そしたら韓国人の女の子からメールが来たんだよ。」
私 : 「それは本当に女なのか。また男じゃないのか。(※注:彼は以前、男子とメル友になりホモ疑惑が浮上していた)」
なんちゃん : 「女だよ!でさ、何回かやりとりしてたら、その子が写真送って来てくれたの。」
私 : 「ほう、どうだった?」
なんちゃん : 「かわいかったよー。で、俺のも送って欲しいって言うんだよ。」
私 : 「うんうん。」
なんちゃん : 「で、送ったんだ。」
私 : 「ほー。相手の反応はどうだったの?」
なんちゃん : 「・・・・・・。」
私 : 「な・・・何だよ。どうしたんだよ。」
なんちゃん : 「・・・でも、それ以来メールが来なくなっちゃったんだ。」
私 : 「・・・まさか・・・不思議な話って・・・。」
なんちゃん : 「ねえ不思議でしょ!?ねえっ!!」
私 : 「・・・・・・・・・。」
なんちゃん : 「おい、ここは笑う所だぞ!笑ってくれよ!頼むよ!」
私 : 「なんちゃんかわいそう・・・。」
なんちゃん : 「うるさいよ!!!」

そんななんちゃんに、わたしはそっとスタ丼の肉をくれてやりました・・・。
 
  
【20XX.08.05 「あの夏の美容院での悲劇」】

この時期になると、二年前の夏の事をよく思い出すのです。
いや、その時の彼氏とどこそこに行ったとか
そういう甘いメモリーではなく
夏休み入ったばっかで「これから楽しもう!」という時期に
美容院で激しく恥ずかしい髪型になってしまったという悲劇。
あの夏の暑さ。
表参道の木漏れ日。
ワクワクするような街の空気と
羞恥と言っても過言ではないほどのヲレの髪型。

帰りの山手線の中で泣いたあの日を、未だに忘れることができません。



二年前のちょうど今頃。
その当時かなり色んな事が行き詰まってましてね
何かしら変化が欲しくなって、青山でたまたま見つけた美容院に入ったんです。
とにかくむかつくことが頻発していて非常にイラついていた私は
結構長くしていた髪をばっさり切ってしまうことにしました。


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↑当時このぐらいの長さがあった。


美容院にあった雑誌を見て、こんなかんじにしてください、と希望を伝え
後は切って行く過程で調整をしていくことになりました。
今振り返ると、ここで気が付いておけばよかったんだ。
今まで髪を短くしようとして、成功した確率は0%だということに・・・。

経過を詳細に書こうと思ったのですが
思い返すたびにへこむので、省くことにします。
そう、とにかく失敗したんです。半端じゃなく失敗されたんです。
気が付いたら鏡に、伝えた希望とはかけはなれた髪型が映っていました。
担当していた美容師も、私が泣きそうな目で鏡を見ていたのに気付き
焦りまくってカーラーをぼとぼと落としてしまう始末。
本当はもっとカットして整えていく筈だったのですが、
その美容師が冷静さを失い、もうカットどころではなくなってしまって中断。

なんでお前が私より冷静さ失ってんだよ。
泣きたいのはこっちの方だよ。どうしてくれるんだよてめー。

美容師も冷静さを失うほどの失敗作ってどんなんだよ、と思われると思いますが
どう表現していいのか分かりません。
強いて言えば、そうだな、一番近いのは



…………。



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物星大(奇面組のオカマ)


もし私が巨大なカマキリだったら、
その時迷いなくそいつの両腕を切断していただろう。


カット料6000円の所を半額にしてもらい
この夏どう過ごそうか絶望的になりながら美容院を後にするワタクシ。
帰りの山手線の中で、素で泣きました。
髪切って泣くなんて経験は生まれて初めてです。
その足で私はマツキヨの育毛剤・育毛促進剤のコーナーに直行しました。
そして約30分後、髪が早く伸びるシャンプーとトリートメントを購入し
一刻も早く髪を伸ばすためにあらゆる手を尽くそうと決意を固めたのです。

髪が伸びるまで一歩たりとも外に出たくなかったのですが
遊ぶ予定やバイトの予定は容赦なく迫ってきます。
決死の思いでバイトに赴いた私に
何も言ってないのに同僚や生徒(※注:当時、私は塾講のバイトをしていた)から慰めの言葉がかけられます。
いつもなら冗談まじりに毒を吐く同僚までもが
優しい言葉をかけてくる所を見ると
相当不憫に思われている事が明らかに分かります。
誰がどう見ても成功とは思えないこの髪型。
絶対私はその日から陰で「メット」と呼ばれているに違いない。


それ以来わたしは、髪を短くしていません。
一種のトラウマですねもう。
 
 
【20XX.10.16 「エリーゼは白い方が好き派です」】

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今日、ゲーセンで自転車をこぐゲームをやったら
2分で息が切れて本気で自分の体力のなさに危機感を感じました。
そして早くも足が筋肉痛です。
もう若者のゲームすらできない自分にやるせなさを感じつつ
明日から毎日15分ずつ筋トレを始めようと決意しました。
がんばります。


〜〜〜〜
 
 
 ここに転載したのは公開できる範囲のものであり、ほかにも色々あるんだけど、全般的にほんっと大馬鹿な毎日を送っていた。だけど、毎日があまりにも楽しくて、日記を見てもこんなに自由に書いていたんだなーと、逆に感動。

 ともかくSくん、先日はありがとう!!久々に話せて嬉しかったよ!!

今も耳に残る、サイバラさんの「女は自立が必要」という言葉

  • CATEGORY日常
  • PUBLISHED ON2016/ 12/ 04/ 17:45
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 まだ私が出版社に勤めていたころの話。2009年3月に、漫画家の西原理恵子さんを取材した。私は高校生の頃からサイバラさんのファンで、どうしても彼女の話を記事にしたいとデスクに頼み込んだのだが、「企画はいいけど、サイバラさんの周りは古くから付き合いのある編集者で固められているから、実現は難しいかもしれないよ」と言われてしまった。

 でも、ダメ元でサイバラさんと付き合いのある編集者宛にメールをしてみたら、数日後にご本人から直接電話がかかってきたのだった。「サイバラです。森脇さんいますか」の声を聞いたときは、一瞬時が止まるほど嬉しかったっけ(笑)

 さて、重要なのは記事の内容だ。この時お聞きしたテーマは、お金に関すること。働くとはどういうことか。稼ぐとはどういうことか。非常に現実的な話を伺った(ご興味のある方は、こちらへ)。

 個人的な話になるが、当時、私は付き合っていた人(今の夫)から結婚の話が出たばかりで、仕事をどうしようか考えていた時だった。この仕事は好きで辞めたくないけど、子どもができたら続けられなくなるのかな、とか。この業界に居続けることはできるのかな、とか。

 サイバラさんは、「結婚しても、女は絶対に仕事を手放しちゃダメよ」ときっぱり言った。「夫婦っていうのはね、対等の立場、そして親友であるべきだと思う。女性は結婚したら家庭に入ってしまう人が多いんだけど、もし旦那が病気になったり、怪我をして仕事ができなくなったらどうするの? 私は仕事を続けていたから、鴨ちゃん(ガンで亡くなった元旦那さん)の治療もできたし、母の介護もできた。特に今の女性は、旦那に頼りっぱなしじゃなくて、助け合えるような力を持っていないとダメだと思う」と。

 もちろん、夫婦の在り方はそれぞれの価値観なので、専業主婦の方を否定するわけではない。家庭を支える生き方もすばらしいものだと思う。ただ、私はサイバラさんの話に深く共感した。


 それから数カ月後に私は妊娠して、色々あって、翌年の2月に会社を辞めた。仕事はいつか再開しようとは思っていたけど、子どもを産むのは初めてだったので、いつから手が空くか見当もつかず、子育てをしながらどれだけの仕事をこなせるかも分からない。本当に見通しが立たなかった。

 しかし、出産から半年後のこと。お世話になっていた編集者の方から「また仕事をしませんか」と声がかかり、無理のない範囲で仕事を始めることになった。いつまでやるのか、どこまで広がるのかは全く分からなかったけど、とにかくできる範囲でこなしていった。これが私のフリーになったきっかけだ。その後も有り難いことに色々なご縁が繋がり、今もこの仕事を続けている。


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 そして今、さらなる転機が訪れている。

 私は今まで、どちらかというと「来た仕事をやる」という形でやってきた。自分から企画を持って行ったり営業したりすることはなく、編集者の方や著者からお話が来た場合のみ、引き受けさせていただいていた。それはそれで不都合はなかったし、関わる方もみんな信頼できる方だったし、仕事の内容も非常に勉強になるものばかりであまり不満はなかったんだけど、ここ数年で徐々に意識が変わってきたように思う。

 ちゃんと自立したい、と。経済的にも、精神的にも、実力という意味でも。

 最初の大きなきっかけは今年の5月に夫が入院したことだった。幸い大病ではなかったけど、こういうことは突然やってくる。いつ何が起こるかなんて本当に分からないから、私一人でもやっていけるくらいの経済的自立は必要だなと思い始めた。

 自分自身も、仕事環境を整えたり、取材したい場所に飛んでいけるくらいの資金と時間をすぐに確保できるくらいの力をつけておきたいという気持ちが日増しに強くなってきた。今年の初夏にも面白い企画の話が出たんだけど、予算(旅費)の関係でボツになったことがあった。赤字でもやりたかった仕事だったが、私も費用の捻出が難しくて断念。これは悔しかったな。この件に限らず取材に行きたい場所が結構あるので、いずれ訪れるチャンスに備えたい。

 もう一つ、強くあるのは「好きなことをやりたい、続けたい」という気持ち。書くこと自体もそうだけど、追究していきたいテーマがある。どんなに複雑なものでも、難しいものでも、伝えたいことをちゃんと形にできるくらいの実力をつけたい。

 すごく遅いけど、ようやくスタート地点に辿り着いた気がする今日この頃です。


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会えるのはもう最後かもしれない

  • CATEGORY日常
  • PUBLISHED ON2016/ 12/ 02/ 20:39
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 12月1日は、節目の日でした。初めてお会いする人、お別れの人、6年ぶり&8年ぶりの再会の人などなど、人とのご縁が行き交う日でしたね。

 仕事関係でもプライベートな関係でも、人とのご縁は突然変わることがあります。例えば、まだまだ一緒に仕事をしていくんだろうなと思っていた人でも、急に来週でお別れなんてことになったり。今後もずっと仲良くやっていくんだろうなと思っていた相手でも、色んな都合が重なって急に会えなくなってしまったり。

 その一方で、もう完全に縁が切れただろうと思っても、何年もしてから再会して一緒に仕事をするようになったり。偶然思わぬ場所で会って連絡を取り合うようになったり。本当に、人のご縁というものは分かりません。
 
 
 いずれにしても、私は人と会うときはいつも「これが最後かもしれない」と思うようになりました。「また会おうね」が果たされないことが、結構多いと気付いたからです。どんなに親しい間柄でも、お互いが想い合っていても、状況的に会うことが不可能になってしまう場合がある。人のご縁というか流れのようなものは、人の力ではコントロールできないのです。

 だからなるべく会うときは、伝えたいことはできるだけ伝えておくようになりました。無理に踏み込むようなことは言わないけど、後悔するかもしれないなと感じることは、多少照れるような内容でもはっきり言っておきます。言いにくいことも、言える範囲で言っておきます。

 仕事も、そういう意識です。これが最後になっても後悔がないように。まぁ、私の実力では毎回何かしら反省点が出てくるのですが、それでも、この時点での最善を尽くそうと。
 
 そういう意識でいると、相手のことを違った目で見ることができるようになったかな。感情的な部分を超えた、もっと建設的な関係を築けるようになってきたような気がします。
 
 
 もしまたご縁があったとしても、それはもう新しい縁。もっと言えば、どの縁もこの瞬間にしかない縁。そもそも、人の意識は「今」しか感じ取ることはできません。過去は記憶の中にあり、未来はこれから行く先であり、結局「今」しか認識できない。だからこそ今、この瞬間に一緒にいる人、起こっている出来事を最大限に味わい尽くしておきたいな、と思うのです。

 
  
 打ち合わせのため、久々に古巣を訪れました。
 
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 勤めていたときのこと、辞めた後も、都内で震災に遭って行き場をなくし立ち寄ったときのこと、打ち合わせに来たときのこと。何かと思い出深い場所です。
 
 
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